「道は開ける」
第十九章 私の両親はいかにして悩みを克服したか
自分だけに頼る人間は容易に敗北を喫してしまうが、心に神の力をみなぎらせている人間は決して負けない。そうなのだ。私は自分の人生にそんな力が作用しているのを知った。
「『求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる』」

この章は、けっこう宗教色が強かった。
確かに信仰心は、人間にとって大切なものかもしれない。

釈尊の言葉にもこういうのがある。
“主無く、親無く、救無く、護無く、趣無く、貧窮飢困ならん”(しゅなく、おやなく、くなく、ごなく、しゅなく、びんぐきこんならん)

これは、正しい宗教を持たない人は、仏という人生における根本の師を知らず、もっとも慈愛の深い親を持たず、仏の救済も無く、護られることも無く、何を目的として生きるのかを知らず、正法の財宝に恵まれない心の貧しい人という意味。

こればかりは、実際にやってみないとわかりませんね。

宗教には、多くの長所は確かにあると思うので否定はしません。
しかし、同じく多くの短所もある。

私が何人かの宗教関係者との会話中に感じた共通点。
低次元の悟り、思い上がり、傲慢、解釈をねじ曲げる、何でも仏や神に結びつける、視野が狭い・・・・・・などなど。



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