「道は開ける」
第十八章 二週間で鬱病を治すには
「この処方どおりにしたら、二週間できっと全快しますよーーそれは、どうしたら他人を喜ばすことができるか、毎日考えてみることです」

鬱病がどんなものなのか、専門的なことはわかりませんが、
他人を喜ばそうとすることで、病気のことを考えなくなるということ。

自分が辛いときに、他人を喜ばすことは難しいことだと思う。
しかし、それができる人は病気を克服できるのでしょう。

「他人に対して善を行うとき、人間は自己に対して最善を行っているのである」

自分にとっての最善ではなく、自分がとれる最善を他人に行う。
与えることで、受けとることができる。

自分がとれる最善。
それは、大きいことではなくても、小さなことからでいい。

例えば、どんな人と顔を合わせても、自分から笑顔であいさつをしてみる。

ひとりの笑顔は二万人に、いい影響を与えるともいう。

私もジョギング中に、すれ違う人全員に笑顔であいさつをしようと、
やってみたことがある。

最初は知らん顔してた人も、何回も続けてるうちに、
笑顔を返してくれるようになった。

そのうち、すれ違う人全員が笑顔に。これは、実に気持ちのいいもんです。

そう、笑顔や幸せって伝染するんです。
だから、自分がとれる最善は、けっきょく自分にとっても最善になる。

悩みを追い払い、平和と幸福を求めるための第七の鉄則を掲げよう。

他人に興味を持つことによって自分自身を忘れよう。毎日、だれかの顔に喜びの微笑が浮かぶような善行を心がけよう。




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