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先日、ひとりの営業マンと話をしました。
いまだに会社が売り手主導の考え方だとのことです。

詳しく話を聞くと、本当にとんでもないと思いました。
そういう企業が実際にあるんだということに驚きました。

やはり、考える習慣がない組織は、このようになってしまうのでしょう。
まさに、ストーンキャットの話です。

以前にも書きましたが、「ストーンキャット」の話とは、

欧州のある古い教会ではある神父が野良猫を飼っていました。

お祈り中に猫が悪戯をするため、彼が猫を紐で祭壇の足に繋げるようにしました。

この神父がやがて亡くなりました。2代目の神父がその猫を世話して同じようにお祈り中に祭壇の足に猫を繋げるようにしていました。

3代目の神父にいつも猫を祭壇の足に繋げる先輩神父のことを思い出し、自分も猫を飼って同じようにお祈り中に猫を祭壇の足に繋げていました。

4代目の神父は面倒臭がり屋で生きた猫ではなく石の猫を作り、祭壇の足の横に置くようにしました。

5代目の神父は床に置かれている石の猫をみて邪魔だと思って祭壇の上に置きました。

そして6代目以降の神父たちは常に石の猫に向かってお祈りするようになり、いつのまにかこの教会ではあの石の猫は祭壇上の神聖なる存在になり、誰もその意味を問いません。

これが「ストーン・キャット」のお話です。

(『やっぱり変だよ日本の営業』著者 宋 文洲)


いつもやっていることや長くやってきたことには、必ず意味があると思い込み、それを続けているうちに神聖なルールになってしまい、誰もその存在理由と合理性を問わなくなってしまう。

現在、市場は「迷える時代」です。ですから、以前に機能した「何を話すか」「どう話すか」といったやり方では売れません。

今は「誰が話すか」そして「どのような人に成るか」ということが極めて重要なんです。






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